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2008久米島(四日目・実釣最終日)    

今日も昨日に引き続き、ホテルで朝食を取り船長からの連絡待ちです。




食事をしているところへ、船長から連絡が入る。



欠航か出航か、、、、、



時間を少し遅らせての出航である。 (これから、どんどん状況は良くなるらしい)

私的には、一昨日からの体調を考えると欠航でも良かったのだが。



午前九時過ぎ兼城(かねぐすく)港を出航。

実釣初日に乗ったたかし船長のくに丸には、角やっくさん・マスターフグさん・shinoさんの三 

名。

私は船酔いを考慮して頂き、くに丸より大きいたか丸(仲道邦夫船長)に乗船することに。

他のメンバーは、セント君・チャップリンさん・Kさん・Oさんの五名です。


既にお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、当初十名居たメンバーが八名になっており

ます。 

harimamaさんは、漁師で網元の祖父を持つ沖縄出身の方なのです。 なので、私達より一

日早く島を発ち沖縄本島のご実家へ向かわれました。 最終日の明日は、丸一日本島のオカッ

パリを楽しむそうです。 こちらも、別途報告があると思います。



で、私達はと言うと、港を出た途端大荒れの海と強風。

四回目の遠征でこんなに荒れた状況は初めての経験、この状態で出航していいのか?と、当

初は思いました。

同時に出航したくに丸は、たか丸に比べ船体も小さく、出力も劣るため見る見る離されていきま

す。傍目には木の葉が激流にもまれている様な、はたまたヘッド&テールで波間に消えては現

れると言った状況で、これヤバクナイ?って、感じでした。

しかし、目指すパヤオに着けば、船長の読みの通り風も治まり凪いでいました。 凪ぎと言って

も相模湾のやや大荒れ程度でしょうか。




いよいよ釣り開始、最初にヒットしたのはKさん、チビ鮪でした。

私は、五流し目でリタイヤ。 釣り座側に排気口があり、その排ガスがダメで、それ以降復活す

る事はありませんでした。(涙)



その後も大した釣果は得られず、たか丸はパヤオを移動。

その移動途中、くに丸のマスターフグさんが、何やら大物をヒットさせた様子。 嬉しそうな顔を

してファイトしていました。



ポイント移動後も釣果は好転せず。

最後になって、どうしても大物を掛けてみたいと、フライラインからリーダーを外し、漁師仕掛け

を付けて流す事に。

数回目でOさんのリールがもの凄い音と共に逆回転、大物の予感!

船長も「大きいよ、鮪だ」と言っていました。(船長曰く30kg以上が鮪だそうです)

ヒットしたのが午後五時丁度、ここから一時間格闘が始まります。

ヒットさせたOさんは、20分位で限界、息切れしていました。 そこでセント君に交代、これがま

たダメダメで、5分ともたない「こ、腰が!」と泣き言を言っておりました。

続いてKさん、今参加メンバー中一番の体格の持ち主、パワー溢れるポンピングでかなりのバッ

キングラインを回収していました。

チャップリンさんはと言うと、やや非力で、伸される場面がしばしば。そんな時はチームワーク

で、二人がかり・三人がかりで対応し次に繋げる事に。

そんなやり取りが何回りした事でしょうか、私は後方のイスに座って「巻け!巻け!もっと巻

け!!」と、早く帰港したくて大声を掛けていました。




そんなこんなで丁度一時間後、船に上げられた鮪は、






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-Oさんと40kgオーバー-

チームワークで獲った一本です。


無線で入った情報によると、マスターフグさんもロッドを折りながらもチームワークで見事キャッ

チしたそうです。




その日の夜、



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-島風カツオのタタキ-



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-カツオの握り-



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-船長と共に-

夜は何時もの松の屋さんにお世話になり、何時もの島料理と何時ものカツオ料理を頂きながら

釣り談議。それぞれの思いや、反省点、次回への課題などなど話は尽きません。

皆一応に言っていた事は、「一人で獲れる魚じゃないね」との事。去年の私の苦しみが分ったと

も言っておりました。

「いやぁ~、釣って楽しいですね、だから釣りは止められない」



最終日に更なるハプニングが、、、、、
by kebariya | 2008-06-21 15:51 | マグロ