2008年 06月 21日
2008久米島(四日目・実釣最終日)
食事をしているところへ、船長から連絡が入る。
欠航か出航か、、、、、
時間を少し遅らせての出航である。 (これから、どんどん状況は良くなるらしい)
私的には、一昨日からの体調を考えると欠航でも良かったのだが。
午前九時過ぎ兼城(かねぐすく)港を出航。
実釣初日に乗ったたかし船長のくに丸には、角やっくさん・マスターフグさん・shinoさんの三
名。
私は船酔いを考慮して頂き、くに丸より大きいたか丸(仲道邦夫船長)に乗船することに。
他のメンバーは、セント君・チャップリンさん・Kさん・Oさんの五名です。
既にお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、当初十名居たメンバーが八名になっており
ます。
harimamaさんは、漁師で網元の祖父を持つ沖縄出身の方なのです。 なので、私達より一
日早く島を発ち沖縄本島のご実家へ向かわれました。 最終日の明日は、丸一日本島のオカッ
パリを楽しむそうです。 こちらも、別途報告があると思います。
で、私達はと言うと、港を出た途端大荒れの海と強風。
四回目の遠征でこんなに荒れた状況は初めての経験、この状態で出航していいのか?と、当
初は思いました。
同時に出航したくに丸は、たか丸に比べ船体も小さく、出力も劣るため見る見る離されていきま
す。傍目には木の葉が激流にもまれている様な、はたまたヘッド&テールで波間に消えては現
れると言った状況で、これヤバクナイ?って、感じでした。
しかし、目指すパヤオに着けば、船長の読みの通り風も治まり凪いでいました。 凪ぎと言って
も相模湾のやや大荒れ程度でしょうか。
いよいよ釣り開始、最初にヒットしたのはKさん、チビ鮪でした。
私は、五流し目でリタイヤ。 釣り座側に排気口があり、その排ガスがダメで、それ以降復活す
る事はありませんでした。(涙)
その後も大した釣果は得られず、たか丸はパヤオを移動。
その移動途中、くに丸のマスターフグさんが、何やら大物をヒットさせた様子。 嬉しそうな顔を
してファイトしていました。
ポイント移動後も釣果は好転せず。
最後になって、どうしても大物を掛けてみたいと、フライラインからリーダーを外し、漁師仕掛け
を付けて流す事に。
数回目でOさんのリールがもの凄い音と共に逆回転、大物の予感!
船長も「大きいよ、鮪だ」と言っていました。(船長曰く30kg以上が鮪だそうです)
ヒットしたのが午後五時丁度、ここから一時間格闘が始まります。
ヒットさせたOさんは、20分位で限界、息切れしていました。 そこでセント君に交代、これがま
たダメダメで、5分ともたない「こ、腰が!」と泣き言を言っておりました。
続いてKさん、今参加メンバー中一番の体格の持ち主、パワー溢れるポンピングでかなりのバッ
キングラインを回収していました。
チャップリンさんはと言うと、やや非力で、伸される場面がしばしば。そんな時はチームワーク
で、二人がかり・三人がかりで対応し次に繋げる事に。
そんなやり取りが何回りした事でしょうか、私は後方のイスに座って「巻け!巻け!もっと巻
け!!」と、早く帰港したくて大声を掛けていました。
そんなこんなで丁度一時間後、船に上げられた鮪は、
-Oさんと40kgオーバー-
チームワークで獲った一本です。
無線で入った情報によると、マスターフグさんもロッドを折りながらもチームワークで見事キャッ
チしたそうです。
その日の夜、
-島風カツオのタタキ-
-カツオの握り-
-船長と共に-
夜は何時もの松の屋さんにお世話になり、何時もの島料理と何時ものカツオ料理を頂きながら
釣り談議。それぞれの思いや、反省点、次回への課題などなど話は尽きません。
皆一応に言っていた事は、「一人で獲れる魚じゃないね」との事。去年の私の苦しみが分ったと
も言っておりました。
「いやぁ~、釣って楽しいですね、だから釣りは止められない」
最終日に更なるハプニングが、、、、、
by kebariya
| 2008-06-21 15:51
| マグロ