人気ブログランキング | 話題のタグを見る

眼 張  

眼 張  _e0123808_20312032.jpg

-メバル-

メバル、釣ったことありますか?

写真のメバルは、昨年の年末に一発逆転の大型シーバスを狙って出船した時に釣れたものです。写真撮った後リリースしましたよ。

この魚、狙ってない時には意外と簡単に釣れてしまいますが、いざ専門に狙って釣ろうとすると中々難しいものがありますね。

根魚なのでフライで狙う場合は、餌を求め夜間に浅場若しくは表層や上層に浮いてきたときがチャンスだと思います。

シーバスの外道として釣れると言う事は、捕食時には同じ遊泳域に居るものと考えられます。しかし、活性が高くライズが激しい中、チュパッと吸い込むような明らかにメバルのライズが確認出来るような時でも全く反応が無く、釣れてくるのはシーバスばかりと言うのが良くあります。

時として15センチ以上もあるエンリコストリーマーを、バースの橋脚際をトレースしていたときにフライサイズとほぼ同サイズのメバルが釣れてきたこともありました。

前回の釣行では、一つのポイントの表と裏。当然表側がメバルポイントなのですが、その時は真逆で表側には数百匹のシーバスの群れ。何をどうしてと言うより、何もしなくてもシーバスが釣れてしまう状況。

ならば裏側はどうか?これが正解。数投目に小気味良いメバルの反応で、数匹釣る内にさらに活性が上がりライズも増えトップでも釣れてくるようになりました。僅か30分くらいで11匹釣れ、シーバスはバイトすらありませんでした。

この時のフライは、勿論メバルを意識したパターンでポーラーベアーを使った物キャプテンチューブを使った物をメインで使用していました。

潮に関しては下げ潮が良いと言う方もおりますが、私には良く分かりません。どちらかと言うと潮回りにはあまり影響されていない様な気がします。前回釣れたのは長潮の上げ八分くらいでした。



それにしても解らない事だらけですが、魅力的な魚ですね。





眼 張  _e0123808_21313325.jpg

-メバル-

メバル、食べたことありますか

写真のメバルは、3月6日に釣ったものです。この後美味しく頂きました。

先ずは煮付け。一般的には濃いめの味付けの煮付けが多いですが、私は醤油は半分薄口醤油にしあっさり味にしてメバル本来の味を楽しみたいと思います。

次に刺身。薄造りや昆布〆、特に私は昆布〆が好きです。三枚に下ろし、皮を引き血合い骨をピンセットで抜き、かる~く塩を振る。濡れ布巾で昆布の表面を綺麗にしたものでメバルの身をサンドウィッチ状態にして冷蔵庫で2~3時間〆る。こうするとメバルから余分な水分が抜け、昆布の旨味が身の方に移ります。これを薄く削ぎ切りにして頂きます。ワサビは絶対本ワサビ。もし、無ければ缶に入った粉ワサビを使いましょう、こちらの方が香りが良いですよ。

お造りで余った中骨や頭はから揚げにします。二度揚げにすると中骨は骨せんべいに、頭もカリカリ・サクサクになりますよ。勿論身のから揚げはフグのそれに負けないほどの美味しさです。

メバルは捨てるところが無く、全て美味しく頂けます。な~んて自負しておりましたが、ネットで色々調べていると私はまだ全てを使いきっていませんでした。お造りで捨てていた皮は、湯引きして小口切りにしてポン酢で頂くと絶品だそうです。また昆布〆の昆布は煮物や佃煮にすると美味しいそうです。

次回チャンスがあったら、私も此処まで食べ尽くしてみようと思います。



他にもアクアパッツアやブイヤベースなど、洋風アレンジも美味しそうですね。



釣っても喰っても、メバルって良いですね!!
by kebariya | 2009-03-14 22:15 | 雑談